M-1グランプリ2020決勝観覧について
コロナの第三波が勢いを増している。
大変厳しい世の中ではあるが、2020年12月11日現在、M-1グランプリ2020は開催される予定だ。
例年と違い、決勝に至るまで様々な苦難があったと推察される。事務局には大きな拍手を贈りたい。
「M-1」の存在が多くの若手芸人を救っていると思う。それに加えて、M-1を楽しみに日々過ごしているお笑いファンも、たくさん存在するはずだ。筆者もその一人である。
さて、例年では11月下旬頃に決勝観覧募集が行われる。
準決勝までの予選及び六本木ヒルズアリーナで行われる敗者復活戦は、チケットよしもとで販売される観覧チケットを購入すれば、誰でも見ることができる。
ところが決勝だけは話が別なのである。
昨年の観覧募集の文面はこちら。
メールに必要事項と意気込みを記入して送信し、当選者にのみ招待券が発送される。
倍率は公表されていないが、相当高いと思われる。
特に重要なのが「意気込み」。
事務局としては、にわかファンや特定の芸人を応援するワーキャーを極力排除したいはず。かといって、評論家然とした偉そうな客もお呼びでない。
いかに意気込み欄で簡潔に、そして確実に「良質なお笑いファン」であるというアピールを行えるか。
ここが例年の勝負の分かれ目である(いずれこのメールの戦略についても記事を書きたい。まずは自分が当選しないと話にならないのだが……)。
ただし「例年」ではの話。
今年に限り、公式でこのような募集を行う可能性はゼロに等しい。
何しろM-1グランプリまであと9日しかないのである。
会場で新型コロナのクラスターが発生しようものなら、批判は避けられない。
事務局も極めて慎重な姿勢をとっているのだろう。
今日よしもとIDから届いたメールによると、「プレミアムメンバー限定で5名10組の決勝エキストラ観客を募集する」とのこと。
考えてみれば合理的である。プレミアムメンバーに登録するような人種は、まず間違いなくお笑い好きなのだから。
それも、劇場に金を落としてくれるお笑い好きだ。
倍率が厳しいことに変わりはないが、私個人の心情としては、無観客開催でないことにほっとした。
今年から始まった「サポーターズクラブ」内では、より倍率の高い観客募集が行われているかもしれない。
残念ながら筆者は加入していない(今年の評判がよければ、来年以降加入する可能性はある)。
ちなみに、ペアのうち両方がプレミアムメンバーである必要はない。
片方が無料会員でも応募可能である。
もしこのブログを読んでくれていて、無料よしもとIDを所持しており、なおかつ12/20のM-1観覧に興味があるという奇特な方がいらっしゃれば、TwitterのDM(@Taxi_Taxi_99)よりお気軽にどうぞ。
友人の返事待ちなうなので、ご期待に添えない可能性もありますが。
そもそも倍率エグいし。宝くじ気分よ、こんなん。
それでは、また明日!